多頭崩壊

多頭崩壊とは

ペットを最初は適正頭数を飼っていたが、不妊手術などを行わないままに飼った末、飼い主の予想を超えて異常繁殖が繰り返され過剰多頭飼育となり、経済的にも破綻して飼育放棄に近い状態になってしまう事。
多くの場合、十分な世話ができず不衛生な環境での飼育となり、飼い主やペットにも病気やストレスなどの支障がでてきます。
また、悪臭などで近隣住民の生活環境まで損ねてしまう事も多くあり問題となっています。

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多頭飼育崩壊の起こる理由はいくつかあります。

アニマルボーダー

動物が好きで飼い始めたものの、繁殖制限をせず増えてしまったり、捨てられた動物や引き取り手のない動物を保護してしまい世話が出来ない状態になっても手放す事ができない。
多頭飼育崩壊となっても、虐待との認識がなく周辺に迷惑をかけているとも思っていない場合が多い。

ブリーダー崩壊

繁殖業者が、経営継続困難な状態になったり高齢化に伴い飼育できない状態になる。
狭いケージ内で飼育されている事が多く、不衛生な管理で様々な病気が蔓延していることもある。
営利目的のため、崩壊を繰り返すこともある。

ボランティア崩壊

動物愛護団体や個人での保護活動者が、キャパシティー以上の動物を飼育し、管理できなくなる状態になる。
病気や災害などで、保護動物の飼育管理ができなくなり、経済的に破綻してしまう事もある。

多頭飼育崩壊に陥っている方は、自分では飼育崩壊していると認識していなかったり、後ろめたさから誰にも相談できずにいる傾向があります。もし、「たくさんの動物の鳴き声がしておかしいな」「動物臭が酷いな」と思ったら、然るべき機関(保健所など)に相談しても良いと思います。